「未払いが…」都水道局装った不審メール相次ぐ 詐欺の可能性

東京都水道局は、同局を名乗って個人情報を入力させようとする不審メールが相次いで確認されたと発表した。偽サイトに誘導してクレジットカード番号を入力するよう促し、個人情報を盗み取る「フィッシング詐欺」の可能性がある。同様のメールは2021年12月にもあり、確認されたのは約3カ月ぶり。同局はこうしたメールを開かないよう呼びかけている。
水道局によると、不審メールは複数の文面がある。「割引が適用される」と水道料金のカード決済を持ちかけたり、「未払いの料金がある」と支払いを求めたりする内容で、いずれもリンク先のアドレスをクリックするよう促すものだ。アドレスの文字列は正規のURLと同じだが、アクセスすると偽サイトにつながり、カードの名義人や番号などの入力を求められる。画面は正規サイトと酷似しているという。
水道局には11日正午までに、同様のメールが届いたとの問い合わせが126件寄せられている。不審メールは21年12月にも358件報告された。都はいずれも警視庁に情報提供している。都の担当者は「水道局はカード利用者への割引はしておらず、料金未払いに関してメールを送ることもない。誤って情報を入力してしまった場合は、直ちにカード会社や警察に相談してほしい」と話している。【黒川晋史】