1億500万円の詐欺罪に問われた男性に無罪…裁判長「問題点あるが虚偽とは言えない」

採石の販売権名目で現金をだまし取ったとして詐欺罪に問われた宮城県石巻市、会社役員の男性(71)に対し、仙台地裁(大川隆男裁判長)は14日、無罪(求刑・懲役7年)を言い渡した。
男性は2016~17年、埼玉県富士見市の男性社長に、自身が所有していた採石の販売権を譲る名目で1億500万円をだまし取ったとして20年7月に起訴された。
大川裁判長は判決で、男性が男性社長に示した採石の買い受け先の注文表について、「問題点はあるが、虚偽のものとは言えない」とした。また、男性社長が注文予定を重視せずに資金提供していたと指摘し、「詐欺行為があったとは認められない」と結論づけた。
仙台地検は「判決内容を精査し、適切に対応したい」としている。