研修医自殺の原因は「月160時間」の長時間労働、市に1億600万円の支払い命令…地裁判決

新潟市民病院(新潟市中央区)の女性研修医(当時37歳)が2016年1月に自殺したのは長時間労働などが原因だととして、遺族が病院を運営する市に損害賠償を求めた訴訟で、新潟地裁(篠原礼裁判長)は25日、市に計約1億600万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決は、月160時間を超える時間外労働でうつ病を発症したと認定したうえで、「病院側は研修医の労働状況を当然把握できた」と指摘。同病院が09年に労働基準監督署から時間外労働の是正勧告を受けていたことにも触れ、「うつ病の発症を十分認識でき、自殺も予見できた」とした。