1人の都民が3000万円の救急車寄付 コロナでひっ迫の東京消防庁に

新型コロナウイルスの感染拡大で、東京消防庁の救急需要がひっ迫していることを知った都民が、救急車1台を寄付した。
墨田区で給食受託業などを営む「藤江」の創業者で名誉会長の中野麗子さん(89)が、管轄の本所消防署に最新型救急車(3千万円相当)を寄付した。救急隊員の負担軽減につながる電動ストレッチャー付きだ。
中野さんから和田浩知署長に大型のキーが手渡され、和田署長から中野さんに消防総監感謝状が贈呈された。中野さんは「コロナで救急が大変な苦労をしています。救急車を増やして人の命を救いたい。都民の役に立てるし90歳の記念にもなりうれしい」と笑顔で話した。【松田嘉徳】