送迎バスで5歳熱中症死 園児の母「悔しい気持ちでいっぱい」

福岡県中間市の双葉保育園で2021年7月、送迎バス車内に園児の倉掛冬生(とうま)ちゃん(当時5歳)が取り残され熱中症で死亡した事件で、福岡地検は4日、降車確認を怠るなどして冬生ちゃんを死亡させたとして、浦上陽子前園長(44)と降車の補助を担当していた女性保育士(58)を業務上過失致死罪で福岡地裁に在宅起訴したと発表した。冬生ちゃんのクラス担任だった女性保育士(29)とサポート役を務めていた女性保育士(54)については「起訴するに足りる証拠がない」として不起訴にした。処分はいずれも22年3月31日付。
死亡園児の母コメント
この度、冬生の事件で書類送検された4人のうち、降車に関わった2人のみが起訴されたとお聞きしました。4人全員が起訴されなかったことに対しては、残念な気持ちを抱かざるを得ません。
母親としては、降車時の確認は当然のことながら、その後の出席確認や保護者への連絡をきちんとしてくれていれば冬生が亡くなることはなかったのではないか、保育園の誰か一人でも欠席連絡もないのに冬生がいないことに気付いてくれていたら…と悔しい気持ちでいっぱいになります。
私には法律的なことは分かりませんが、起訴された2人にはできる限り重い処罰が科されることを望みますし、不起訴になった2人にも冬生がとてもつらい苦しみの中で命を絶たれていったことを改めて考え見つめ直してほしいと思います。
今も冬生のことは、一日たりとて忘れることはありません。
令和4年4月4日 倉掛冬生母