偽造された郵便切手を中国から輸入したとして、警視庁保安課は12日までに、郵便法違反などの疑いで、東京都足立区宮城、会社役員福永悠宏容疑者(43)=別の同法違反罪で起訴=を再逮捕した。2018年以降、額面140円と100円の偽造切手計約19万枚を輸入し、いずれも100枚当たり500円の代金を支払っていたとみて調べる。
再逮捕容疑は18~19年、偽造切手約4万枚を中国から空輸した疑い。
保安課によると、家電製品の空き箱や鉄パイプの中に隠されていたが、東京税関の検査で発覚。福永容疑者は偽造切手で郵送料を支払った疑いで3月に逮捕され、起訴されている。