大阪市淀川区の自宅で階下の弁当店で働くベトナム国籍の女性を殺害したとして、強盗殺人などの疑いで逮捕された山口利家容疑者（59）が「取った金で酒を買った」と供述していることが12日、捜査関係者への取材で分かった。自宅から酎ハイの空き缶数本が見つかっており府警が経緯を調べている。
亡くなったのはアルバイト店員ボ・ティ・レ・クインさん（31）。山口容疑者は3日、クインさんを殺害してかばんを奪い、遺体を布団圧縮袋に入れて粘着テープで縛り部屋の隅に隠した疑いがある。
山口容疑者は「生活が苦しくなり金を奪おうとしたが抵抗され、後ろから首を絞め上げた」と供述していた。