支援学校生徒が給食を喉に詰まらせ死亡、ランチルーム離れた担任「少しの時間なら大丈夫だと」

大分県立南石垣支援学校(別府市)で2016年、高等部3年の林郁香さん(当時17歳)が給食を喉に詰まらせて死亡した事故で、郁香さんの両親が県や担任ら4人を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が22日、大分地裁(石村智裁判長)であった。
担任らの本人尋問を実施。原告側は、郁香さんは食べ物をかまずにのみ込む傾向があり見守りが必要だったのに、担任は別の生徒を教室に送るためランチルームを離れたと主張しており、担任は「(郁香さんが)食べ始めていなかったので少しの時間なら大丈夫だと思った」と述べた。郁香さんの「かまずにのみ込む傾向」については、「背後から食べる姿しか見たことないので、

咀嚼
(そしゃく)がどうだったかわからない」とした。
終了後の報道陣の取材で、郁香さんの母親の香織さん(52)は担任らについて「危険性の認識が甘い」と批判した。
次回は5月27日、当時の校長らへの本人尋問を予定している。