不登校や引きこもりの生徒児童らをICTで学習支援 出席日数として認められる場合も

不登校や引きこもりの生徒児童らの学習を情報通信技術(ICT)で支援する事業を今月から鳥取県教委が始めた。これに伴い、鳥取市内で不登校児童の支援に取り組む関係機関などを集めた会合を開いた。事業内容について説明した。
学習支援は市販のオンライン教材「すらら」を利用。回答結果は教育経験者ら「学習支援員」にデータ送信され、メールや電話で助言を受けたり質問をしたりできる。得られた情報は学校側とも共有する。学習到達度などが一定程度高いと判断されると、出席日数としても認められる。
会合では、県教委の担当者が周囲への不信感や不安が積み重なれば誰しもが不登校や引きこもりになりうると指摘。孤立させない仕組みづくりが大切だと述べた。
県不登校の親の会ネットワーク事務局の東谷裕昭代表(60)は「周囲の目を気にして一歩も外に出られない子もいる。社会とのつながりをつくる一つのツールとなってほしい」と話した。【園部仁史】