テレビ朝日局系「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜・午前８時）は２日、北海道・知床沖で沈没した観光船「ＫＡＺＵ １」で行方不明となっている男性の父親を取材し現在の心境を明かした。
「ＫＡＺＵ １」は４月２３日に沈没し、これまで乗客１４人の死亡が確認され、今も乗客と乗員１２人が行方不明となっている。男性の父親は取材に応じた理由を「うちみたいな犠牲者を今後、作ってもらいたくないから、ここをちゃんと正してもらいたいから、それでこの取材を受けました」と明かした。
インタビューでは息子が帰ってきて欲しいとの願い、さらに事故の徹底した原因究明、運航会社は過ちを認め反省した上での再発防止を強く訴えた。
司会の羽鳥慎一アナウンサーは今回の取材に「同じような事故を繰り返してはいけない、２度と犠牲者を出してはいけないんだという思いから今回、この番組の取材に応じてくださいました」と説明した。
さらに父親が「ご自分の気持ちをいったん抑えて、今後のためにどうすればよいのかというところで今回、お話をしていただきました」と明かしていた。