消防団員退職金62万円を誤送金 同姓同名の現職に 京都・宮津

京都府宮津市は7日、消防団員の退職報償金(62万4000円)を誤って同姓同名の現職団員の口座に振り込むミスがあったと発表した。振り込みを受けた現職団員が問い合わせて発覚し、全額返金を受けた。
市によると、6月2日、2021年度末で退職した消防団員34人に対し、それぞれの個人口座に退職報償金を振り込んだ。その際、十分に確認しないまま団員リストの上位に記載されていた同姓同名の現職団員に誤って振り込んでしまった。氏名確認だけで、分団名や住所は確認しなかったという。市は氏名以外の情報の確認の徹底を図るとしている。【塩田敏夫】