新潟県十日町市と津南町を会場に開催中の「越後妻有2022大地の芸術祭」を修学旅行で訪れた新潟市の中学生が展示2作品を破損したことについて、同市の中原八一市長は10日の定例記者会見で「心からおわび申し上げたい」と謝罪した。
破損を巡っては十日町市が十日町署に被害届を提出し、新潟市に損害賠償を求める方針。中原市長は「警察の捜査の結果を待って、賠償については十日町市と協議する。市として責任を果たしたい」との意向を示した。
9日に展示品の作者の1人がツイッターで中学生を気遣う投稿をしたことについては「生徒の今後に十分配慮いただいた。生徒が前に進める」と感謝の意を述べた。
一方、中学生を非難する声がSNS(ネット交流サービス)上に投稿され、市にも問い合わせが寄せられているという。中原市長は「さまざまな意見は致し方ないと考えている。故意であれば子供たちも深く反省し、我々も促すべきだ」とした。
同市は再発防止策として、市立学校に修学旅行などで施設を利用する際には事前指導を行うよう通知したという。【池田真由香】