車いす「操作わからない」と乗車拒否…バス会社を行政処分

路線バスに乗ろうとした車いすの男性の乗車を拒否したとして、国土交通省近畿運輸局は26日、帝産湖南交通(本社・滋賀県草津市)に対し、バス2台の使用をそれぞれ15日間停止する行政処分を行った。
運輸局の発表によると、男性は7月3日正午頃、大津市の「瀬田駅」バス停からバスに乗車しようとしたところ、運転手から「(車いすの乗降用の)スロープの操作がわからない」と断られ、45分後の次の便に乗車するよう促された。
バスはワンステップの低床型で、運転手がスロープを設置すれば車いすで乗降できる。帝産湖南交通によると、運転手は「発車時刻を過ぎていた」などと釈明しているという。同社は「不適切であり、男性に謝罪した。処分を重く受け止め、乗務員への指導を徹底する」としている。
2016年施行の障害者差別解消法は、障害を理由にした乗車拒否や入店拒否などを禁じている。