参院選きょう公示、立候補予定530人…7月10日投開票

第26回参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向けて18日間の選挙戦に入る。読売新聞社の21日現在の集計によると、今回の参院選で争われる125議席に対し、約530人が立候補を予定している。
内訳は、自民党82人、公明党24人、立憲民主党51人、日本維新の会46人、共産党58人、国民民主党22人、れいわ新選組14人、社民党12人、NHK党82人。諸派や無所属は約140人が出馬する見通しだ。前回2019年の立候補者は370人だった。
岸田首相(自民党総裁)は勝敗ラインを自民、公明の与党で非改選を合わせた過半数(125議席)と表明している。与党の非改選議席は69なので、目標の達成には56議席が必要となる。
与党と憲法改正に前向きな日本維新の会、国民民主の計4党などで、改憲の国会発議に必要な総定数の3分の2(166議席)を確保するかどうかも注目される。