「運気良くない」「お孫さんが重い病気になる」仏像や水晶を訪問販売…愛知や岐阜で霊感商法か

岐阜県警は23日、名古屋市天白区、自称無職の男(64)を特定商取引法違反(威迫困惑、書面不交付)の疑いで逮捕し、岐阜地検大垣支部に送検したと発表した。逮捕は22日付。男は東海3県や静岡県を中心に霊感商法による訪問販売を繰り返していたとみられ、県警が詳しく調べている。
発表によると、男は昨年10月~今年5月、愛知、岐阜両県の70~80歳代の女性計3人の自宅を訪問し、「今年の運気は良くない」「息子さんやお孫さんが重い病気になる」などと話して不安にさせ、契約解除に関する説明文書を交付せず、仏像や水晶を18万~30万円で購入させる契約を口頭で結ばせた疑い。