内閣府は7日、全国の保育施設などで、子どもが死亡したり、大きなけがを負ったりした重大事故が2021年に2347件(前年比332件増)発生したと発表した。15年の集計開始以降、6年連続で増加し、過去最多を更新した。事故を報告する制度が広まったためという。
集計対象となる施設は、幼稚園や保育所、小学生を預かる放課後児童クラブ(学童保育)など。死亡や意識不明となった事故のほか、全治30日以上のけがのケースが計上されている。
事故の内容では、骨折が8割の1888件(前年比228件増)だった。場所別では、認可保育所が1191件(同110件増)で最多。次いで学童保育が475件(同46件増)、幼保連携型認定こども園が462件(同150件増)だった。
うち死亡事故は5件だった。福岡県の私立保育園で21年7月、5歳男児が送迎バスに取り残されて熱中症で亡くなったほか、同年10月には、岡山市の認可保育園で2歳男児が園庭の遊具の隙間に挟まる事故があり、その後死亡している。