西武池袋線など運転見合わせ 運転再開は午後3時以降か

8日午前7時50分ごろ、西東京市東町の西武鉄道池袋線保谷駅で、小手指発新木場行き準急列車(10両編成)のパンタグラフにネット状の飛来物が付着しているのを運転士が発見した。
西武鉄道によると、この影響で池袋線の池袋―飯能間、西武有楽町線の練馬―小竹向原間、豊島線の練馬―豊島園間のいずれも上下線が運行を見合わせた。午前10時15分現在、このうち池袋線の所沢―飯能間は運行を再開した。全面的な再開は午後3時以降の見通しで、振り替え輸送を実施している。
西武鉄道は、ひばりケ丘―保谷間の上り線で、架線が複数箇所で損傷しているのが見つかったため、張り替え工事を進めている。パンタグラフは変形して故障したという。
通勤・通学客で混み合う時間帯とあって、運行が見合わせとなった路線の駅周辺は混雑に見舞われた。東京都東村山市の男性会社員(44)は、列車が保谷駅に着いた直後に「車両点検します」との車内アナウンスを聞き、そのまま駅で運行の再開を待っているという。都内の職場に通勤する途中だったが、出社するのを諦めた。「テレワークに切り替えようと思ったけれども、バスもタクシーも長蛇の列で自宅に戻るのも大変。午後から会議も予定されていたが、同僚にお願いした」と疲れた様子だった。【加藤昌平、堀智行】