「仕事で嫌なことがあるとつい」小学校教諭が授業中にハイボール飲む…始業前にも

仙台市教育委員会は7日、始業前や授業中に教室で酒を飲んだとして、同市宮城野区の小学校に勤務する60歳代の男性教諭を停職6か月の懲戒処分にした。教諭は同日、依願退職した。
発表によると、教諭は2~6月、担任クラスの教室で授業中に4回、始業前に10回以上、缶のハイボールを飲んだ。授業補助の同僚が5月31日、教室でコンビニ店の袋に包んだ缶を持つ教諭を不審に思い、教室の事務机から空き缶を発見。翌6月1日午前の授業中には児童に課題を解かせる間に隠れて飲酒する姿を確認した。
教諭は車での通勤途中、コンビニ店でハイボールを買って出勤していた。飲酒量は1日350ミリ・リットル缶1本から、5月下旬頃には500ミリ・リットル缶1本へと増え、「仕事で嫌なことがあると、つい飲んでしまった。自分の弱さゆえの軽率な行動だった」と話しているという。市教委は、児童や保護者からの苦情はなかったとしている。勤務中の飲酒による教員の懲戒処分は、把握している1989年以降初めて。