知人らから4億円超をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた長崎住吉郵便局(長崎市)元局長の上田純一被告(69)の判決が26日、長崎地裁であり、潮海二郎裁判長は懲役8年(求刑懲役9年)を言い渡した。
潮海裁判長は、上田被告が郵便局長としての信頼を悪用したと非難。「犯行は巧妙で悪質。被害額が極めて多額で、長期の実刑は免れない」と述べた。
検察側は論告で、長期間にわたって顧客や知人らから詐取を繰り返し、時効成立分などを含めると被害額は16億円超に上ると指摘していた。
判決などによると、上田被告は2014年12月~21年1月、知人らに実在しない高金利貯金への預け入れを持ち掛けるなどし、計4億3230万円を詐取した。
[時事通信社]