90代母の遺体か 同居65歳女性、遺棄容疑 逮捕後急死 大阪

大阪府八尾市志紀町西3の府営住宅の一室で24日、住人で90代とみられる高齢女性の遺体が見つかった。府警八尾署は同居する無職女性(65)を死体遺棄の疑いで逮捕。女性は体調の急変で釈放されたが、搬送先病院で死亡した。遺体は女性の母親とみられ、八尾署が詳しい経緯を調べている。
同署は25日、司法解剖の結果、高齢女性の死因は衰弱死だったと発表。低栄養状態で20日ごろに死亡した可能性が高いという。
同署によると、24日午後、市職員からの「家人と連絡が取れない」との通報を受け、警察官が和室で遺体を発見。女性も室内でうずくまっており、救急搬送された。
女性には脱水症状があったが、入院の必要はないと診断された。同署は治療後の25日午前2時50分、女性を死体遺棄容疑で逮捕。しかし、取り調べ後の午前4時半ごろ、女性は意識を失い再び搬送され、間もなく死亡が確認された。
女性は逮捕時、「亡くなった状態の母を見つけた。パニックになり、どうすればいいか分からなかった」と供述しており、同署は生活状況などを調べる。【小坂春乃】