徳島・美馬市長に略式命令「罰金30万円」参院選で投票依頼…辞表を市議会の議長に提出

今年7月に行われた参院選の公示前に市の職員に特定の候補者への投票を依頼したとして、書類送検された徳島県美馬市の藤田元治市長(60)について、8月10日に徳島区検が公職選挙法違反の罪で略式起訴しました。 徳島県美馬市の藤田元治市長(60)は、参院選の公示前だった今年6月中旬、市役所で複数の職員に対して、比例代表で再選した自民党の足立敏之氏のパンフレットを配り投票を依頼した疑いで、8月9日に書類送検されていました。 8月10日に徳島区検は公職選挙法違反の罪(公務員の地位利用、事前運動)で、略式起訴しました。 略式起訴を受けて、徳島簡易裁判所は市長に対し罰金30万円の略式命令を出しました。市長は罰金30万円について既に納付したということです。 また、8月10日付で藤田市長は美馬市議会の議長に辞表を提出しました。