車がトラックに追突し男性重体、名義人の住所訪れたら男女2人の遺体…血が付いた包丁も

1日午前5時10分頃、奈良県天理市蔵之庄町の住宅を訪れた奈良県警の警察官が、1階で倒れている男女2人を発見した。2人は成人で、いずれも上半身から出血しており、すでに死亡していた。近くに血が付いた包丁が落ちていた。県警は殺人容疑で捜査している。
2人が発見される前の同1時30分頃、この家の住人のものとみられる車を運転した男性が、奈良市内で交通事故を起こして、意識不明の重体となっている。県警は男性が2人の死亡の経緯について何らかの事情を知っているとみて、関連を調べている。
事故は、奈良市内の名阪国道下り線で発生。30歳くらいの男性が運転する車が大型トラックに追突した。県警が乗用車の名義人の住所だった民家を訪れたところ、男女2人の遺体が見つかった。女性は60歳くらいで居間に、男性は30~50歳くらいで玄関でそれぞれ倒れていた。