不良グループの抗争か、男22人摘発…金属バット・包丁を準備して都内の公園に集結

対立する不良グループを襲撃するなどしたとして、東京都立川市と調布市を各拠点とする二つのグループの男22人(16~22歳)が凶器準備集合容疑などで警視庁に逮捕・書類送検されていたことが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は不良グループ同士の抗争とみて実態を調べている。
捜査関係者によると、立川側のリーダーで自称ラッパーの男(22)(東京都小平市)らは昨年11月19日深夜から翌20日未明、金属バットや包丁などを準備して武蔵村山市の公園に集まり、対立する調布拠点の男らに集団で暴行を加えた疑い。
「けんかをしている」などと110番が入り、警察官が駆けつけると、現場には車とバイク数十台に分乗して集結した男らがいた。その後の捜査で、立川側が22人、調布側が16人いて、少なくとも調布側の2人が軽傷を負ったとみられることが判明した。
調布側の男らもこの直前、立川市泉町の路上にバットなどを持ち寄って集結していたという。