オミクロン対応ワクチン3千万回分、19日以降に全国に供給…従来型から順次切り替え

厚生労働省は、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対応した新たなワクチンについて、今月19日以降に米ファイザー製と米モデルナ製の計約3000万回分を全国に供給すると都道府県に通知した。4回目接種を受けていない60歳以上ら1500万人以上が優先的に接種を受ける見込みで、従来型のワクチンから順次切り替える。
両社のオミクロン対応ワクチンは、中国・武漢由来の従来株に対応した成分と、オミクロン株の初期に流行した系統「BA・1」に対応する成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプだ。
厚労省によると、今月19日の週と同26日の週にそれぞれ、両社製のワクチン約1100万回分、10月3日の週にファイザー製約800万回分を配送予定。国が推計した各都道府県での必要回数などに基づき、供給されるという。
厚労省は「従来型ワクチンを上回る重症化予防効果と、短期間の可能性はあるが感染・発症予防効果が期待できる」としており、近く承認される見通し。