高橋容疑者の主導示す資料か 資金提供案「T理事から」の記載

東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、大会スポンサーの出版大手KADOKAWAから大会組織委員会の元理事高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で再逮捕=側への資金提供について、高橋容疑者が提案したことを示すとみられるKADOKAWA側作成の資料が残っていたことが12日、関係者への取材で分かった。資料に「T理事から」との記載があったという。
東京地検特捜部はこうした資料に基づき、KADOKAWAの資金提供のスキームは高橋容疑者が主導して決めたとみて捜査。スキームに従って送金された計約7600万円がスポンサー選定の仲介手数料で、賄賂に当たるとみている。