政府は、新型コロナウイルスの水際対策を大幅緩和し、入国者数の上限を撤廃する方向で調整に入った。個人旅行客の入国解禁やビザ(査証)免除も検討する。国内外の感染状況を見ながら月内に判断する方針だ。
新規感染者数の減少傾向が続いていることを踏まえ、訪日外国人客の増加を図って経済・社会活動の正常化を加速させる。
政府は今月7日に日本人の帰国者も含めた入国者数の上限を1日当たり2万人から5万人へと引き上げた。パッケージツアーの外国人観光客の入国も認めている。だが、政府内では、団体旅行を嫌う外国人も多く、個人旅行を認めなければ訪日客の大幅増は難しいとの声が出ていた。
現在、先進7か国(G7)で入国者数に上限があるのは日本だけだ。新型コロナ感染拡大直前の2020年1月の入国者数は、1日約14万人だった。