選定3年前から元理事に請託疑い 五輪汚職、角川会長が複数回

東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で、出版大手KADOKAWAが大会スポンサーに決まる約3年前の2016年春以降、同社会長の角川歴彦容疑者(79)=贈賄容疑で逮捕=らが共謀し、大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者(78)=受託収賄容疑で再逮捕=らに複数回、選定に向けた依頼(請託)をしていたとみられることが15日、関係者への取材で分かった。
KADOKAWAは五輪関連業務を担う「2021年室」を同じ16年4月に設立。東京地検特捜部は、同社がスポンサー参画を目指した早い段階から、高橋容疑者らに働きかけをしたとみて詳しい経緯を調べている。