天皇、皇后両陛下は17日、英国のエリザベス女王の国葬に参列するため、羽田空港から出発される。両陛下にとって2019年5月の代替わり後、初の外国訪問となる。
政府は16日、両陛下の国葬参列に伴う英国訪問を閣議決定した。また、天皇陛下が訪英している間は、皇嗣の秋篠宮さまが国事行為の臨時代行を務めることも決めた。秋篠宮さまが臨時代行を務めるのは初めて。
宮内庁によると、両陛下は17日午前、羽田空港から政府専用機で出発。現地時間の同日午後にロンドンに到着後、19日午前11時(日本時間の同日午後7時)からウェストミンスター寺院で執り行われる国葬に参列する。その後、両陛下はその日のうちにロンドンを出発し、20日午後に羽田空港に戻る。
天皇は原則として、国内外問わず葬儀に参列していない。ただ、エリザベス女王は陛下までの3代の天皇と深い交流があったことに加え、20年に女王自身の招待で両陛下が国賓として英国訪問する予定だったが、新型コロナの影響で延期になっていたことも考慮した。海外王室の葬儀に天皇が参列するのは、1993年のベルギー国王の葬儀で上皇ご夫妻(当時は天皇と皇后)が同国を訪問して以来で、2度目となる。【高島博之】