北海道警斜里署は17日、知床半島沖で今年4月に沈没した観光船「KAZU I(カズワン)」の行方不明者を捜索していた民間ボランティアが、男性の遺体を発見したと発表した。観光船の乗船者の可能性があるとみて、道警と第1管区海上保安本部が身元などを調べている。
道警などによると、男性の遺体は同日午前、沈没現場から北東に約12キロ離れた同半島先端の啓吉湾付近の海岸で見つかった。黒っぽいズボンを着用していたが、身元を特定するものはなかった。ボランティアは近くの文吉湾付近で人のものの可能性がある骨片を発見した。
付近の海域を捜索していた海上保安庁の巡視船が遺体と骨片を受け取り、道警に引き渡した。
観光船事故では、乗客乗員26人のうち18人の死亡が確認され、8人の行方が分かっていない。