北朝鮮ミサイルが日本通過 17年以来、青森県上空

北朝鮮は4日午前7時22分ごろ(日本時間同)、北部から東に向けて弾道ミサイル1発を発射した。日本政府によるとミサイルは青森県付近の上空を通過し、約20分間で約4600キロ飛行した。北朝鮮ミサイルとしては過去最長。日本上空を通過するのは7回目で、2017年9月以来。日本列島の東約3200キロの排他的経済水域(EEZ)外の太平洋に落下したとみられる。中距離以上の弾道ミサイルと分析している。被害情報はない。
韓国軍によると、北朝鮮北部慈江道舞坪里付近から発射された。日本政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)で北海道と青森県を対象地域に指定し避難を呼びかけた。