衆院は5日の本会議で、北朝鮮の弾道ミサイル発射に抗議する決議を全会一致で採択した。日本上空を通過した4日の発射について、決議は「わが国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威だ。断じて容認できない」と非難。挑発行為の中止、核・ミサイル開発の即時放棄を求めた。
北朝鮮の自制を促すため、外交努力の重要性を強調。国連安全保障理事会決議に基づく制裁措置の完全な履行に向け、働き掛けを一層強化すべきだと指摘した。
決議を受け、岸田文雄首相は「米国、韓国を含む関係国とも緊密に連携しながら国連安保理決議の完全な履行等を全ての国連加盟国に強く働き掛けていく」と表明。「国民の安全・安心の確保に一層万全を期すべく、防衛力の抜本的強化にも取り組む」と強調した。
[時事通信社]