SNSで知り合った「台湾人女性」からの投資話で実家担保に入れようとした男性、銀行が諭す

投資話に乗って「実家を担保に融資を」と訪れた男性を諭し、詐欺被害を防いだとして兵庫県警美方署は4日、兵庫県新温泉町の但馬銀行浜坂支店に感謝状を贈った。
同署や支店長(47)によると、町内に実家がある京都市内の60歳代の男性が9月15日に支店を訪れ、「実家の家屋と土地を担保に130万円の融資を」と依頼した。
支店長が目的を尋ねたところ、「投資の利益を引き出すために税金が必要」と話したため、詐欺を疑って署に通報。署員が駆けつけ、詐欺と判明した。
男性は4月、フェイスブックで「台湾人の女性」を名乗る人物と知り合い、無料通信アプリ・LINE(ライン)を通じて交流するうち、外国為替証拠金取引(FX取引)の投資話を持ちかけられ、8月以降、計約200万円を送金。「利益は658万円になった。引き出すには税金が必要」と言う相手の言葉を信じたという。
この日、同署で感謝状を受け取った支店長は「親身になってお客さんの相談に応じることを心がけていてよかった」と振り返った。石井

克央
(よしたか)署長は「防犯意識が高く、声をかけ合う機運がある」とたたえた。