オミクロン対応ワクチン、接種間隔を「3か月以上」に短縮へ…専門家部会が了承

厚生労働省の専門家部会は19日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」対応のワクチンについて、現在5か月以上としている接種間隔を3か月以上に短縮することを了承した。年末年始に想定される第8波に備え、8月以降に従来型で4回目接種を受けた高齢者を含め、年内に全ての希望者に打ち終えるのが狙いだ。20日に開く別の専門家分科会を経て、近く正式決定する。
3か月間隔が適用されるのは、米ファイザー製と米モデルナ製のオミクロン株対応ワクチンなど。海外では9月頃から、オミクロン株対応ワクチンの接種が始まったが、米国では前回から少なくとも2か月、英国などでは3か月間隔での接種を認めている。
厚労省の専門家部会は、接種が先行する国で安全性の問題が報告されていないことを踏まえ、国内で3か月間隔にしても、「差し支えない」と判断した。
オミクロン株対応ワクチンについて、政府は、従来型で2回目までの接種を終えた12歳以上の人を対象に9月20日から順次接種を始めている。3か月間隔にすることで、新たに2000万人以上が年内に接種が可能になる。オミクロン株対応ワクチンの接種率(18日時点)は国民全体で2・2%にとどまっており、接種を加速させたい考えだ。
厚労省の担当者は「オミクロン株対応ワクチンを再度接種するかや、3か月間隔で継続してワクチンを打っていくかどうかは現時点で決まっていない」と説明している。