山口県がトヨタの最高級車「センチュリー」を貴賓車として購入したのは裁量権を逸脱した違法な公金の支出だとして、元県職員の男性(75)が県を相手取り村岡嗣政(つぐまさ)知事に購入費2090万円を請求するよう求めた住民訴訟で、山口地裁(山口格之(のりゆき)裁判長)は2日、全額を知事に請求するよう県に命じる判決を言い渡した。公金の支出を違法と認め、自治体の長に支払いを求める判決は異例。
住民訴訟では、皇族が来県した時などに使う貴賓車を保有する必要性や新車購入の妥当性が争点となっていた。【福原英信、堀菜菜子】