妹親子殺害、28歳男に無期懲役 さいたま地裁判決「残忍で残虐」

2019年12月、さいたま市の自宅で同居する妹=当時(24)=と、妹の長男=同(3)=を殺害したとして、殺人罪などに問われた兄の安保友佐被告(28)の裁判員裁判で、さいたま地裁は7日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。
弁護側は事件時には心神喪失状態だったとして無罪を主張していた。佐々木一夫裁判長は判決理由で、背後から妹を襲う機会をうかがうなど一定の計画性を認め「正常な判断能力があった」と述べた。動機を「親子への恨み」と指摘。助けを求める被害者を刃物で傷つけており「残忍かつ残虐な犯行だ」と非難した。