車のフロントに豚の生首 目にナイフが刺さった状態 暴力団幹部の”離脱トラブル”原因か 脅迫容疑で5人逮捕

目にナイフが刺さった豚の生首を車のフロントガラスに放置して70代の男性を脅迫したなどとして、指定暴力団・二代目東組の幹部ら5人が逮捕されました。
脅迫や器物損壊などの疑いで逮捕されたのは、指定暴力団・二代目東組の幹部木村純一容疑者(60)ら5人です。
木村容疑者らは6月中旬、二代目東組の幹部離脱をめぐる内紛を仲介しようとした70代の男性に対し、大阪府泉南郡熊取町や泉佐野市に駐車していた男性の車2台のフロントガラスに豚の生首を放置するなどして、脅迫した疑いが持たれています。
豚の目には刃わたり約8センチのナイフが刺さり、首のあたりには赤い液体が塗られていたということです。
被害男性の関係者が豚の生首のほかに割られたフロントガラスを発見し、被害額は約20万円にのぼるとみられます。
警察は、被害男性や家族に危害を加えることを告げる意図があったとみて調べています。