11月25日、大阪市の小学校で小麦アレルギーがある小学3年生の児童に誤って小麦が含まれたハンバーグが誤って配膳され、食べたところ、喉のかゆみや唇のしびれの症状が出たということです。 市によりますと、児童は症状が出た後に救急搬送されたということです。児童は点滴などの治療を受けましたが、入院をしているということです。症状は改善に向かっているということです。 この学校では本来、食物アレルギーのある児童に対しては事前に保護者から学校に提出された「食物アレルギー個別対応用献立表」で担任の教員が給食提供の有無を確認し配色すべきところ、児童の担任教員が献立表のチェック部分を見落としていたことが原因だということです。 学校側は児童の保護者へ連絡し経過説明と謝罪を行ったということです。市教委は「給食提供までの各段階において、留意すべき事項を示している『手引き』の周知を各学校へ行い、適切に対応するよう徹底してまいります」としています。