小学校で異臭「原因判明せず調査打ち切り」も安全確認されたとしてあす授業再開へ

11月29日午前、大阪府豊中市の小学校で“異臭がする”として体調不良を訴えた児童22人が病院に搬送されました。警察や消防は異臭の原因を調べましたが特定できず、29日に調査を打ち切りました。学校側は安全が確認されたとして、30日から授業を再開するということです。 市によりますと、29日午前9時すぎ、市立豊南小学校で「校舎から硫黄のにおいがする」など児童33人が気分が悪いと訴え、児童22人(6~11歳)が病院に搬送されたということです。いずれも軽症で、現在は自宅に帰宅したということです。小学校では臨時休校の措置がとられ、消防などがにおいの原因を調べていました。 消防によりますと、硫黄のにおいがしたとされる校舎などで、いずれもガスなどは検知されていないということです。 一方、豊中市教育委員会は「安全が確認された」として、30日から授業を再開するということです。