那覇市文化財課は14日、航空自衛隊那覇基地内で沖縄戦当時の旧日本海軍の陣地壕と、琉球王国時代(17世紀末~18世紀)に造られたとみられる古墓群を発見し、報道陣に公開した。道路工事に伴う発掘調査で明らかになった。
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陣地壕は一部崩落があるものの比較的保存状態は良く、遺跡調査に詳しい沖縄国際大学の宮城弘樹准教授は「当時の様子がよく分かる貴重な資料。歴史を実感するためにも現物保存が望ましい」とする。ただ、道路建設によって陣地壕と古墓群の一部が今後取り壊される予定。
那覇基地内には砲台などの戦争遺跡もある。市文化財課は「周辺一帯の発掘調査をさらに進めることで文化財登録もあり得る」としている。(社会部・城間陽介)