「防犯カメラがなかった」と虚偽の捜査資料を作成したとして、兵庫県警は23日、但馬地域の警察署に勤務するいずれも30代男性の巡査部長2人と巡査長を警務部長訓戒の処分としたと明らかにした。11月14日付。県警は同日、巡査長を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で、巡査部長の1人を同作成教唆容疑で神戸地検に書類送検した。
県警監察官室によると、3人は3月28日、飲食店の駐車場で車の当て逃げ事故を捜査中、防犯カメラのデータが全て関東で管理され、確認に手続きが必要になるため、カメラはなかったとうその資料を作成した。
被害者も防犯カメラがないと伝えられていたが、約2カ月後に「実際はカメラがあるのに見ていない」と3人が所属する警察署に苦情を申し立てて問題が発覚。データは保存期間を過ぎて確認できず、県警は被害者に謝罪した。事故は現在も捜査中で、3人は「捜査が面倒だった」などと説明しているという。【宮本翔平】