京都府は26日、奈良県の山林へきのこ狩りに出かけた男性が、誤って毒キノコを食べて体調不良を訴え、医療機関に入院したと発表した。
毒キノコの中毒で入院したのは、京都府南部の木津川市に住む70歳の男性。山城南保健所によると、男性は今月25日、自宅から数キロ先の奈良市内の山林で採取したクサハツを夕食に食べたあと、嘔吐や下痢などの症状で入院。
医療機関から連絡を受けた保健所が、未調理のキノコを調べたところ、毒キノコだと鑑別された。男性は入院中だが、快方に向かっているという。
クサハツは、夏から秋にかけて林の地上に生えてくる、シイタケによく似たキノコで、名前は「臭い初茸」を意味する。褐色の傘の表面はヌメヌメしていて、古い油のような不快な臭いがする。食べると、消化器系の中毒症状が現れるので、食用と確実に判断できないキノコは絶対に食べないようにしてほしい。