「雇用調整助成金」をだまし取った疑いで、社会保険労務士の女が逮捕されました。 逮捕前、赤いワンピースに身を包み、「旅する社労士」と動画サイトで自己紹介していた容疑者の女。 「めざまし8」が容疑者の知人たちを取材すると、過去にも相談者とトラブルになっていたことが明らかになりました。
紫に染めた髪と、同じ色合いの上着に身を包む、社会保険労務士の丸山文子容疑者(52)。新型コロナウイルスの雇用調整助成金を騙し取った疑いで、1月10日、警視庁に逮捕されました。
動画投稿サイトでは全国を飛び回る「旅する社労士」と名乗り、“助成金で社長を救う”とアピールしていました。
丸山容疑者は、中古車販売会社代表の伊能英徳容疑者(48)と共謀。 2021年、伊能容疑者の会社が新型コロナの影響を受け2人の男性従業員に休業手当を支払ったとする“嘘の申請書類”を提出。雇用調整助成金約400万円をだまし取った疑いがもたれています。
経営者が集う交流会で知り合ったとみられる2人。 警視庁によると、丸山容疑者が嘘の申請代行をもちかけ、手数料8万円に加え、だまし取った助成金の20%を報酬として受け取っていたといいます。
めざまし8が取材したのは、2016年に経営者が集まる異業種交流会で丸山容疑者と知り合ったという男性。
丸山容疑者と異業種交流会で会った人: 「申請書どうやって出します?こんな補助金って話でしたよね」って申し上げて、「じゃあ書類送ります」ってやりとりが来なかったので、メールが滞ったというのは記憶があって。この人とはお付き合いできないなという形で終わった。
雇用関係の助成金についてメールで相談していましたが、やりとりの途中で連絡が途絶えてしまったといいます。
また、別の人は…
丸山容疑者を知る人: 勉強会に来たメンバー何人かとトラブっていた。助成金をもらえる・もらえないに関わらず、着手金ってお金払うんですけど、着手金を払ったけど動いてくれないのか、助成金をもらえなかったのか、そんなようなことを言っていた。
以前から顧客との間でトラブルを抱えていたという丸山容疑者。 また、都内の社労士の元には「丸山容疑者から嘘の申請を持ちかけられた」という経営者などから、相談が寄せられているといいます。
だまし取った助成金を、生活費などに使っていたとみられる丸山容疑者。
警視庁は、丸山容疑者が2020年の5月からコロナ助成金の嘘の申請を始め、約10社の助成金・約3000万円の不正受給に関与し、これまでに報酬として数百万円を得ていたとみて、余罪を調べています。
(めざまし8 1月12日放送)