狛江の強盗殺人、防犯カメラの室内モニター壊される…映像消去図ったか

東京都狛江市の住宅で住人の大塩衣与さん(90)が殺害された強盗殺人事件で、住宅に設置された防犯カメラの室内モニターが破壊されていたことが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は強盗グループが映像を消去しようとした可能性があるとみている。関東地方で相次いだ一連の強盗事件でも被害者宅の電話線が切られるなどしていた。
捜査関係者によると、大塩さん宅の玄関には、防犯カメラが設置されていた。室内のモニターで映像を確認できる仕組みだったが、現場検証の結果、モニターが破壊されていたことが判明した。
強盗グループはインターホンを鳴らして大塩さんに玄関を開けさせ、侵入した可能性が高いという。モニターに録画機能はなかったが、映像が残されていると考えた強盗グループが、消去するために破壊した可能性がある。
一方、栃木県足利市で今月10日、複数人が民家に押し入り、住人の50歳代男性をハンマーで殴って現金300万円を奪った事件では、容疑者が逃走前に電気のブレーカーを落とし、電話線を切断していた。茨城県つくば市の民家で14日に起きた強盗致傷事件では、容疑者が被害者の携帯電話を持ち去っていた。
警視庁などは、事件の発覚や通報を遅らせるための手口が強盗グループ内で共有されている可能性があるとみて捜査している。