受託収賄で有罪確定後に返り咲き当選、美濃加茂市長の再審請求認めず…名古屋高裁

岐阜県美濃加茂市の雨水浄化設備設置事業を巡る汚職事件で、受託収賄罪などで有罪が確定した藤井浩人市長(38)が申し立てた再審請求で、名古屋高裁(田辺三保子裁判長)は1日、再審開始を認めない決定をした。
藤井氏は2017年に懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金30万円の有罪が確定。市長を辞職後の21年11月に再審請求を行い、22年1月の市長選で当時の現職を破って復帰を果たしている。