防犯カメラが捉えていた、事故の瞬間。
交差点で右折しようとするワゴン車。その直後のことだった。
画面奥から走ってきた乗用車と、出合い頭に衝突。
乗用車は前の部分が激しく壊れ、ワゴン車は電柱に衝突した状態で止まっている。
事故は2月13日午前0時ごろ、茨城・古河市の交差点で起きた。
「交差点で車と車がぶつかった」と110番通報をしたのは、現場近くに住む住民。
この事故で、それぞれの車に乗っていた20～30代の男女7人が病院に搬送された。
乗用車には20代の4人が乗車。このうち後部座席に乗っていた男性が死亡し、運転していた男性が意識不明の重体。
そのほかの5人も怪我をしていて、病院で手当てを受けた。
事故があったのは、十字路の交差点。
交差点内にはカーブミラーが設置されているが、道幅も狭く、非常に見通しの悪い交差点という印象だ。
現場近くに住む人は、激しい衝突音で事故に気づいたという。 現場近くに住む人： すごい音でね。ドーンって音で、地響きがした
現場について、別の住民は「以前から事故が絶えない交差点だ」と話す。 現場近くに住む人： 一番は危ないとこ（交差点）だし、しょっちゅうある。（事故が）多いです。年に2～3回はあるんじゃないかな
事故はどのようにして起きたのか？
現場は、点滅式の信号機が設置された交差点。
4人が乗った乗用車は、黄色く点滅する信号を直進。 一方、3人が乗ったワゴン車側の信号は赤く点滅していて、右折するために交差点に進入した直後に衝突した。
警察は事故の詳しい原因を調べている。 （「イット！」2月13日放送分より）