大手自動車メーカー「「いすゞ自動車」の系列会社に架空発注を繰り返し約8000万円をだまし取ったとして、「いすゞ自動車近畿」の元役員らが逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、大阪府守口市の「いすゞ自動車近畿」元役員の小林義治容疑者(62)と、大阪府茨木市の自動車部品販売会社「北大阪タイヤ」社長の古本辰則容疑者(59)です。2人は2019年6月から2022年2月にかけて、顧客からトラック217台分のスタッドレスタイヤの注文を受けたとして、「いすゞ自動車」の系列会社に嘘のタイヤ納入費を請求。実際にタイヤの納品はなく、系列会社から約8000万円をだまし取った疑いが持たれています。 2人は今年1月にも同じ手口で約2000万円をだまし取ったとして逮捕されていて、被害総額は約1億円にのぼるということです。