今日15日(水)朝は、上空には強い寒気が流れ込み、各地で冷え込みが強まりました。特に北海道の内陸部では-30℃以下まで気温の下がったところをがあり、極寒の朝となりました。昼間も全国的に気温は低めのところが多く、大阪では予想最高気温が5℃と真冬並みの寒さとなる見込みです。
強烈な冷え込み -30℃を下回る
冬型の気圧配置が強まり、日本列島の上空には強い寒気が南下しています。そのため、各地で冷え込みが強まり、晴れていた北海道の道東や内陸部などを中心に地上の熱が上空へと逃げる放射冷却現象が効いて、強烈な冷え込みとなりました。今朝、最も気温が下がったのは、北海道幌加内町の朱鞠内(しゅまりない)で-32.5℃を観測しました。そのほか、幌加内や旭川市の江丹別でも-30℃を下回る極寒の朝となっています。そのほかのところでも冷え込みが強まり、各地の最低気温は名古屋では-0.1℃を観測して冬日となり、東京都心では1.8℃、大阪では0.8℃まで下がりました。
昼間も各地で真冬並みの寒さに
15日(水)の天気と気温
昼間も気温は上がらず、東京都心や名古屋市などでは、しっかりと日差しが届いても10℃に届かず、空気が冷たい一日となります。大阪市では5℃までしか上がらない予想で、真冬の寒さです。また、北海道だけでなく東北北部も真冬日の予想で、最高気温は札幌市が-6℃、秋田市は-1℃と1月下旬以来の寒さになるところが多い見込みです。昼間も暑出のコートに加えて、マフラーや手袋、カイロなども使って、しっかりと寒さ対策を行ってお過ごしください。