菅前首相 夫婦別姓「悩んでいる方いる。国民全体で議論を」

自民党の菅義偉前首相は18日、北海道・帯広市で記者団に対し、選択的夫婦別姓について「賛否両論ある中、悩んでいる方もいる。重く受け止めながら、国民全体の中で議論していくことが大事だ」と述べた。
一方、LGBT、性的少数者への理解増進法案については、「党内でいろいろ議論し、方向を示していくことになるだろう」と述べるにとどめた。
また、同性婚については「偏見があってはならない。お互いに人権や尊厳を尊重していくことが大事だ」と述べたが、法制化の是非については言及しなかった。