海岸に現れた“謎の鉄球”重さは300kg 引きずりながら撤去される(静岡・浜松市)

浜松市の海岸で見つかった“金属製の球体” 23日、多くの謎を残したまま砂浜から撤去された。

(記者)
「23日午前9時前、金属製の球体の撤去作業が始まった」

21日浜松市の海岸に突如現れた“謎の球体”。
発見から3日目の23日、海岸から撤去されることになった。

発見当初は謎に包まれた球体が爆発する可能性も視野に入れ一時、周囲を立ち入り禁止するなど、海岸は緊迫した空気に

その後、この球体は直径約1.5メートル。X線検査などで爆発の危険性がないことが分かっている。

23日、撤去作業の前には…

(土木事務所職員)
「触ってみてもいいだよ。そっと触ってみて下さいね」

(子ども)
「やったミカンみたい。とても固い」

(土木事務所職員)
「押すと動くよ」

(子ども)
「重たい」

海岸を管理する静岡県浜松土木事務所が球体を計測したところ、重さは約300キロ。

県は「海外製のブイ」ではないかと推測しているが、所有者につながるような手がかりは得られなかったという。

(記者)
「金属製の球体がゆっくりと重機を使って引きずられている。この後トラックに載せて運んでいく」

球体を慎重に運び出すため砂浜の上を引きずるように動かし、トラックに積み込みした。

(県の職員)
「何らかのブイであろうと推測する今の時点でこれだっという断定はなかなかできない」

“謎の球体”は撤去作業した業者が一時的に保管し、その後処分されることになっている。