『記録をゴミ同然にしたのか』遺族怒り…10人死傷暴走事故で記録廃棄 最高裁に要望書

京都府亀岡市で10人が死傷した暴走事故の記録を京都家裁が廃棄していた問題で、被害者の遺族が廃棄理由を説明するよう求める要望書を最高裁に提出しました。 2012年、京都府亀岡市で少年(当時18)が運転する車が登校中の児童らの列に突っ込み10人が死傷。運転していた少年ら3人が有罪判決を受け残る3人の少年については保護処分となりました。 京都家裁は保護処分となった3人の全記録や、有罪判決を受けた3人について京都地検に送付していない調査記録などを廃棄したと明らかにしていました。 こうした中、事故で娘の幸姫さんを亡くした中江美則さんが3月6日、廃棄した理由を説明するよう求める要望書を最高裁に提出しました。 3月7日に会見を開いた中江美則さんは次のように話しました。 (中江美則さん) 「(わかった時は)信じられず徐々に考えられない事実に気づいて想像を絶するショックを受けました。裁判所は無念と怒りの詰まったあの記録をゴミ同然にしたのかと。血と涙と怒りや叫びが詰まった記録だった。その思いで今回自分も声を出させていただいた」 中江さんは幅広い被害者遺族から意見を聞く場を設けることも求めています。